『自分のために書く』をお伝えしているけれど、大事な事って『書き続ける事』じゃない。
以前の僕は
『毎日書き続けましょう』
と言ってました。僕がそれで色々なことを学んだから。今があるのは、あの経験があったから。でも大事な事は書き続ける事じゃないんです。
書く癖をつけること
何か合ったら、とりあえず書く。
これが大事なんです。なぜかと言ったら、
書くことは、
- 自分と対話すること
- 自分に相談すること
- 自分を俯瞰してみつめること
- 自分に質問すること
- 自分を感じること
- 自分の考えをまとめること
- 自分の中にあるものを外に出すこと
- 自分の頭の中を整理すること
- 自分の中に合ったものを視覚化すること
etc…
自分と言う人生で唯一、生まれてから死ぬまでずっと、嫌でも傍らにいる世界でたったひとりの人を頼りにして生きることなんです。

こればかりは、やってみて としか言えないのだけど、自分の頭で考える と 書く は全く次元が違います。
まず大きいのは書き出したことは覚えなくて良い。脳内メモリを開放するコトが出来る。記憶するエネルギーが不要。これはすごくすごく大きい。
自分の言葉を書き留めることによって、自分と言う存在を凄く客観視出来ます。
- ふーんそんなこと考えてたんだね。
- ふーんそんなことを想っていたんだね。
ってね。それがわかったら、その客観視した自分の言葉を
- ただただ聞いてあげる
- 必要ならば質問をしてあげる
そうすることで、『頭で考える』では到底到達出来ない、深い深い自分との問答、自問自答が出来るのです。
自分が信用できる人に、自分の話をすると、不思議と相手は聞いているだけなのに、自分の考えが自然とまとまるってことありませんか?
自分が信用できる人とは、自分の言葉を否定せず、全部聞いてくれて、ただただ聴いてくれて、うんうんって頷いてくれて、たまーに 質問 してくれて、たまーに 気付きを教えてくれて。
多分そんな人なんです。人は、それをしてくれる人をとても信頼します。
あーしなさい、こーしなさい、上からマウント取って、自分の考えを押しつけてくれる人じゃないはずです。
自分と言う、ある意味、世界で一番自分のことを理解してくれる人と対話をする。自分を甘えさせるでもなく、自分に駄目出しするでもなく、ただただ聴いて受け止めてくれる。
これが出来る様になったら、人生は自然と良い方向に向かいます。
もちろん自分の話を聴いてくれる、大切な大切な他人を作る事もとても大事です。そんな人との関わりからの気付きが自分の世界を広げてくれるから。
でも、それ以上に大事なのは、自然と自分と対話することが自然と出来る様になること。
自分の人生を幸せにしてくれるキーパーソンは自分自身でしかないのです。書くと言うことはその自分と言う人生で一番大事なキーパーソンと対話をすることなのです。